先週の日曜日にホビステ名古屋の大会に行ってました。
使用デッキ:初期型ギアバレー
1回戦/【ジャンド】○×○
2回戦/【代償ガジェ】○×○
準決勝/【ヒロビ】○×○
決勝/【IF】○○
結果:優勝
結果はこんな感じに久しぶりに優勝することが出来ました。
なので折角だし使ったデッキとそこで採用したカードの説明文を載せておこうと思います。
使ったデッキ:【スキドレギアバレー】(初期型)
モンスター(10枚)
墓守の司令官×3枚
古代の機械巨竜(アンティーク・ギアガジェルドラゴン)
ライオウ×3枚
Sin サイバー・エンド・ドラゴン×3枚
魔法(18枚)
大嵐
サイクロン×2枚
歯車街(ギア・タウン)×3枚
禁じられた聖槍×3枚
強欲で謙虚な壺×2枚
王家の眠る谷-ネクロバレー×2枚
王家の生け贄×2枚
テラ・フォーミング×3枚
罠(12枚)
無謀な欲張×3枚
魔宮の賄賂×3枚
神の宣告
スキルドレイン×3枚
強制脱出装置×2枚
■採用してるカードの理由:
《大嵐》と《サイクロン》は
432さんのブログで考察しているのでそちらで。
・《古代の機械巨竜》がピン構築な理由
一番の理由は初手に《古代の機械巨竜》を引く確率を下げること。
ギアバレーは仮想アドで戦うデッキなのでディスアドの重要性は引き下げられるけれど、
引かなければそれに越したことは無い。
また、「《古代の機械巨竜》を2体展開する場面がいくらあるのか」
「それは《古代の機械巨竜》を必ず2体展開しなければいけなかったのか」
《古代の機械巨竜》+《墓守の司令官》ではダメだったのか、などのパターンを考慮すると、
自分は枚数を抑えても良いと考えてる。
特に今は《ブラック・ホール》が存在していることもあり、
大量に展開して2ターンで勝負を付けるやり方よりも、
1体でビートしながら返し札を消耗させて、また追撃できるやり方の方が安定していると思ってる。
また、この路線で話を進めるのであれば1体で行動するのが多いため、
《禁じられた聖槍》で多くのカードが凌げることになる。
これが自分のデッキの《禁じられた聖槍》メイン3枚に繋がっても来てる。
・メイン《無謀な欲張り》3枚
今回の構築で意識したのは溜め込み構築。
このデッキは一度始動したら(ギアバレーからの《古代の機械巨竜》を展開したら)、
突破されたら負け、守り切ったら勝ちな性質がある。
「動きたいのに《神の宣告》《魔宮の賄賂》が1枚もない」なんてのは、なんとしても避けたい。
なので、動くときには出来る限りブロックカードは多めに持っておきたい。
それを一時的にではあるけれども可能にするのが《無謀な欲張り》。
相手のデッキに合わせて、ギリギリまで引きつけておいて、
ハンドを一気に豊潤にする事が出来れば、相手の《大嵐》などのカードにも安定して対応が出来る。
《無謀な欲張り》の弱点は2ターンが過ぎれば元のアド差で見たときに-1アドになってしまう点。
だから長丁場になりそうだと判断した時には極力発動しない。
流れが掴める、もしくは相手の反撃が必至な時に返し手を前借りで借りるだけ。
ギアバレーは相手の溜め込みを許さない高打点なので悠々と待たれる事は少ないが、
TGで繋がれる場合はテンポを掴みづらく、《無謀な欲張り》の強みが消えてしまいやすい。
ただしここで《ライオウ》を投入する強みも生まれている。
相手の場によっては《強制脱出装置》で戻して直接攻撃からライフを削りに行っても良い。
ドローブースとしてる間にどれだけ有利な場面に出来るかがこのカードの強さの分かれ目だと思う。
ちなみにこのカードのピン伏せだけで《サイクロン》を誘うのも強みの一つだと思ってる。
・《強制脱出装置》の採用について
《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》の採用に合わせて、こちらも採用。
相手の《A・O・J カタストル》等の返し札の処理や、
《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》に合わせて打ってきた《奈落の落とし穴》を回避できる面でもポイントが高い。
初動で溜め込みたいときに
「がら空きには出来ない、けど守りと攻めの役割のカードを置いてきたい」って場面は少なからずある。
そんな時にこのカードをセットしておくだけで良いのはかなり違う。
・《禁じられた聖槍》メイン3枚
先行展開後の《ブラック・ホール》、後攻展開時の《奈落の落とし穴》に対して落ち付いて対応が出来る。
最初に書いたように自分は溜め込みながら1体で打ち回していく行動が好きなので、特に重宝してる。
《無謀な欲張り》との相性も良く、例えば《無謀な欲張り》で引いてきたカードが《禁じられた聖槍》ではなく、
《安全地帯》だった場合は一度伏せなければいけないのでギリギリまで溜め込むことが出来ない。
それに比べて《禁じられた聖槍》であれば引いた段階で直ぐに使える点で優秀なのが評価出来る。
他にも相手が《ライオウ》を処理しようとして大型シンクロを行ってきたときにでも、
打点補助としてこのカードを使う事で相手に引導を渡す事も出来る。
これはメインから3枚抜け落ちる気配が全くない。